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ごあいさつ

いつか絵本のお店をひらきたい――そんな思いを胸に、絵本専門店で見習いを始めたのは2025年の夏でした。

お店番をしながら日々絵本に触れる中で、絵本のまわりには、やさしくて思いやりのある人たちが集うのだと気づきました。

たくさんの励ましとご縁に支えられ、このたびお店をオープンできましたことを、心より嬉しく思っております。

あらためて、私が絵本の魅力に深く惹かれたのは、子育ての時間でした。小さく生まれたわが子の成長をゆっくりと見守る日々。その時間をとても明るく、わくわくするひとときへと変え、大きく世界を広げてくれたのは絵本でした。

一緒に笑ったり、どきどきしたり。気づけば、まだお座りもできない妹までが、そばで一緒に楽しんでいた姿を、今でもよく思い出します。

仕事やボランティア活動を通して多くの子どもたちと関わる中でも、コミュニケーションのきっかけとなり、子どもたちをやさしく育み、日々大きな役割を果たしてくれたのも、やはり絵本でした。

子どもたちと一緒に絵本を読む時間は、何より楽しく、しあわせなひとときです。「もういっかい読んで!」という声が嬉しくて、「次は何を読もうかな」と、いつもあたたかな気持ちになります。

絵本を通して、たくさんの方にやさしく温かな時間をお届けできましたら幸いです。

店名は、子どもたちの名前から一文字ずつもらいました。

やさしく、あたたかな音が、環になって広がっていきますように。

otonowa 店主
山本 実穂

店主紹介

子育てを通して絵本の世界に親しみ、公立保育園・民間の療育施設に勤務。
地域のボランティア団体に所属し、小学校・図書館・学童保育所などで読み聞かせや素話の活動に参加。

東京都日野市の絵本専門店「 南と華堂」 での見習いを経て、国立市に「えほんのお店 おとのわ」 をオープン。

現在も地域の子育て広場で保育士として働きながら、絵本が親子の心をやさしく結ぶ存在であることを願い活動しています。

● 子育て中に何度も繰り返し読んだ思い出の一冊

「もりのなか」

文/絵:マリー・ホール・エッツ

訳:まさきるりこ

●50年大切に持っているいつでも笑顔をくれる一冊

「モペットちゃんのおはなし」

作/絵:ビアトリクス・ポター 

訳:いしいももこ

● 絵本の店の店主になったきっかけの一冊

「そりゃあもういい日だったよ」 

作:荒井良二

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© 2026 えほんのお店 おとのわ

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